持ち株会はやるべき?メリットとデメリットのまとめ
今回は持ち株会について自分の考えを書いてみます。
賛否両論色々あると思いますが(実際ネットでは否定派が多いみたい・・)
あくまで個人の考えとなります。
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先に結論を言うと、持ち株会はリスクが低い投資方法なので、
できればより長期で投資できる若いうちからやればよいと
考えます。
ちなみに自分は年間30万円分(これ以上は補助がでない)買っており、
6年目になります。
補助金と株価差益で現状60万円のプラスです。
従業員持ち株会とは?
簡単に言うと、会社の従業員が自分の会社の株を買える組織です。
株は通常だと単位株といい、企業によりますが100株や1000株単位でないと
買えないです。当然お金もまとまった金額が必要になります。
しかし持ち株会だと組織が毎月、組織員のお金をまとめて買ってくれるので、
個人は小額から買うことができます。
正しい定義などはwikipediaなどで検索してみてください。
メリットは?
- 援助金がある
企業によりますが、毎月株を買う分の5%を援助してくれます。
つまり1000円出せば1050円分の株を買うことができます。
これが大きいメリットだと思います。
今の時代、銀行にお金を預けても年利0.〇%と1%すら行きません。
それがいきなり5%です!
- 定額買い付け(ドルコスト平均法)
この買い方で株価が変動して損をしてしまうリスクを下げています。
どういうことかと言うと、持ち株会は買う金額を決めて毎月同じ
金額分を買っていきます。
株価は変動しますので、毎月買う株の量は変わります。
これを長期間定期的に繰り返すことで、取得単価を平均化して
高値で買ってしまい損するリスクを下げています。
このような買い方をドルコスト平均法と言います。
もちろん完全にリスクを0にはできません。
例えばたまたま換金したい時期にリーマンショックのような
不況が訪れて株価が大きく下がっていればマイナスとなって
しまいます。
ただし長期でやっていれば、援助金の5%を副利で回せるので
トータルでは大きなマイナスにはならない可能性もあります。
以上より、まとめて自分で買うよりもはるかにリスクは低いです。
デメリットは?
- 売却時期のずれ
持ち株会で積み立てた株はすぐに売却できません。
手続きに1ヶ月くらいかかってしまうので、株価が上がって売りたいと
思ってもすぐに売却することはできません。
まあそもそも長期投資かつドルコスト平均法で株価差益をなくす投資
方法なので、売却益のことは最初からあまり考えない方がよいです。
差益を狙うならもっと別の投資方法を選んだほうが良いです。
- 不景気の時に売却が必要な場合
家や車といった買い物をする際、どうしても現金が必要になり
売りたい場合が出てくるでしょう。その時期に不景気がきており、
株価が大きく下がっていれば損失になります。
そもそも景気は波打つ(不景気と好景気が繰り返される)ので、
景気がいいときに思い切って売却しておくのも手でしょう。
まとめ
投資である以上デメリットもありますが、そこは各自がどこまでリスクを
とれるかで判断が変わってきます。
ただ個人的には時間を掛けれる若いうちは小額でも積み立てておけば、
退職までに好景気が1度はくる可能性が高いので、リスクは低いのでは
と考えます。