TBS「世界遺産」モン・サン・ミシェルが再び海に沈みました。行き方などを紹介。
TBSの番組、「世界遺産」でフランスの世界遺産
である、モン・サン・ミシェルが紹介されます。
いつか必ず行ってみたい世界遺産で、興味があったので
調べてみました。
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カトリックの巡礼地
モン・サン・ミシェルとはノルマンディー地方にある
カトリックの巡礼地です。
966年に修道院が島に建ち、増改築を経て13世紀に
今のような形になりました。
フランス革命から1863年までは修道院ではなく
監獄として使用されていましたが、1865年
ナポレオン3世によって復元されて再び修道院と
なりました。
昔は当然橋などは無く、引き潮時に陸で繋がった
タイミングを見計らって巡礼に訪れていたようです。
巡礼も命懸けですね。
実際、引き潮により命を落とした巡礼者も多かったようです。
島へ渡りたい
もっと安全に島に渡れるよう、1877年に道路が作られました。
これによっていつでも島へ渡れるようになりましたが、
代償として、潮流をせき止めてしまうことに。
それが原因で砂が堆積し、陸地化が進んでしまった事で
潮が来ることがなくなり、かつての景観が無くなって
しまいました。
昔のように海に囲まれた姿は見ることが出来なくなって
いたんですね。
全く知らなかったです。
便利さを追求すると何かが失われるといった事を象徴
するような話しで考えさせられます。
かつての姿を
景観を取り戻すため、道路が取り壊されて新しい橋が
2014年に完成しました。
2015年3月21日に日食の影響も有り、潮位は14mにまで
達して完全な島の姿に戻ることが出来ました。
次に同じぐらいの潮位になるのは2033年とだいぶ先に
なります。
ここまでの潮位はないですが、直近では11月26、27日
にも完全に島になるようです。
見に行ってみたいですねぇ。
どうやって行くの?
日本
↓(飛行機:12時間)
フランス・パリ
↓(TGV:2時間)
レンヌ
↓(バス:1時間)
モン・サン・ミシェル
上記が日本からの最も早い行き方です。
乗り継ぎなども考えると直行しても丸1日掛かります。
TGVは最近脱線してましたが、大丈夫でしょうか?
まとめ
人の手で壊してしまった景観が、人の手に
よって再建されていく話です。
個人の成長もトライアンドエラーが必須ですが、
人間全体も全く同じです。
調べていくとますます行きたくなりました。
最近のフランスはテロも有り渡航しづらい
状況ですが、いつか訪れてみたいですね。
以上