2015年シャープ冬の賞与は一ヶ月分 ボーナスの意味や海外事情は?
この時期になると多くの会社員が気になるボーナス。
経営再建中のシャープが冬の賞与を1ヶ月分にすることを決めたようです。
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むしろ会社が危機的状況な中、支給があるだけでも凄いですね。
ただ、せっかくボーナスもらっても、会社に還元することになりそうですね。
それでもさすが大企業です。
ちなみに1か月分とはどのくらいなのでしょう?
- 29歳、非管理職
- 基本給30万円
モデルケースでは査定がかなり上位な場合を持ってくることが多いので、
実質は30万弱というところでしょうか。
潰れるかどうかの瀬戸際にある会社という前提を考えると、むしろありがたい金額でしょう。
日本ではボーナスがもらえて当たり前のような風潮がありますが、本来のボーナスとはどのようなものでしょう?
ボーナスとは
まず語源はローマ神話における成功と収穫の神「Bonus Eventus」から来ています。
「Bonus」はラテン語で「良い」などを意味します。
日本では1876年に三菱が上海航路について米国や英国のライバル会社に打ち勝ったときに1ヶ月分の金額を支給した事が最初と言われています。
海外のボーナス
さて日本では三菱に始まり、今は当たり前のようにもらえるボーナスですが、海外ではどうなのでしょう。
アメリカ
全ての従業員がもらえるものではありません。
主に管理職がもらえるもので、業績に応じて大きく変動します。
中国
中国は面白いですね。現金支給のところもあれば現物支給もあるようです。
現物では、景気がよい時は「ipad」など高級品でしたが、逆に悪いときだと「ネギ2束」だそうです。ネギって・・・。
ベトナム
年1回テト正月(旧暦の正月)にもらえるようです。
日本と同じように必ず貰えるものという認識です。
フランス
13ヶ月目という言葉があり、フランスでの年間給与におけるプラス1ヶ月分のボーナスのことです。
会社の規定にもよるそうですが、フランスでも貰えるものという認識です。
まとめ
ボーナス本来の意味を考えると、シャープのような経営破たんの危機的状況であれば貰えないのが普通でしょう。
日本では労働環境の悪さが問題視されていますが、別の側面では甘い面もあるようです。
中小企業ではこうはいかないので、これも大企業の恩恵でしょうか。
最悪、勤めている会社が無くなっても自ら収入を作り出せるスキルを磨いておきたいですね。